仕事柄、新聞の切り抜きを20年ほどやっている。それでいろんな動きが分かるが、ここ数年各地で和太鼓が普及している。久万の御陣火太鼓、松山の水軍太鼓など、いろいろな地域にグループができて、リズムを整えて演奏している。 その理由は、獅子舞いの太鼓は竹を細くそいだばちでたたくので、ペンペラペンペラという音であるが、和太鼓のドーンドーンという響きは、これとは異なり、現代の物質文明・機械文明の中で、人々に郷愁を訴えるからではないか。