データベース『えひめの記憶』
わがふるさとと愛媛学Ⅱ ~平成6年度 愛媛学セミナー集録~
Ⅳ 私の愛媛学 <トーキング松山会場(平成6年10月8日)>
■目 的
県下各地で地域を調査研究している団体やアマチュア研究家の方に発表の機会を提供し、相互の交流と連携を図るとともに、県外の「地域学」にかかわる専門家の方の講演を通して、県民だれもが参加できる総合的・学際的な地域学習~愛媛学~への参加を呼びかけます。
■内 容
□開催日 平成6年10月8日(土)14 : 00~
□場 所 愛媛県生涯学習センター
□テーマ 「私の愛媛学」
□主 催 愛媛県生涯学習センター
□日 程
13 : 30~14 : 00 受 付
14 : 00~14 : 10 開講式
挨拶(愛媛県生涯学習センター)
14 : 10~15 : 30 研究成果発表
穐岡 謙治、西口 武志、岡崎 直司、二宮 美日、信藤 英敏
15 : 30~15 : 40 休 憩
15 : 40~16 : 40 解説講演
「地域学のすすめ」
小木 新造
16 : 40~17 : 10 パネルディスカッション
「愛媛学成立に向けて」
■出演者プロフィール
□解説講演(県外講師)
〇小木 新造(江戸東京博物館副館長)
江戸・東京を一貫した視点でとらえる江戸東京学を提唱し、「江戸東京博物館」設立に尽力し、地域学の草分けとなる活
動を進めてきた。
□研究成果発表(コーディネーター)
〇穐岡 謙治(松山中央高等学校教諭)
県高等学校教育研究会地理歴史・公民部会地理部門長として、西条市の共同調査を実施し報告書にまとめた。また、地域
開発等の地理学研究にも優れた実績を持つ。
□研究成果発表(地元発表者)
〇西口 武志(美川村公民館副館長)
公民館活動の一環として地域調査を進め、編集委員長として「ふるさとの昭和史」を編纂し、その活動をまとめた論文は
県文化振興財団懸賞論文に入選した。
〇 岡崎 直司(保内まちなみクラブ部長)
保内町のもっとも輝いていた明治期の街並みを再発見し、景観保全とともに、町おこし活動を目指している。また県下各
地の街並みウォッチングを進めている。
〇二宮 美日(広見町虹企画代表)
タウン誌として、ふるさと通信「愛里」を月刊で発行し、宇和島圏域を中心とした南予の生活文化を掘り起こし、地方か
らの情報発信を進めている。
〇信藤 英敏(西条中央農業改良普及所企画係長)
伊予三島普及所在勤中、歴史や民俗調査を実施し、「新宮村風土記」等を出版した。その後旧街道を歩く会を結成し、参
勤交代道・遍路道を踏査している。