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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業14-西予市②-(平成30年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

第1節 魚成旭町の町並み

 旧魚成村の中心地にある旭町(あさひまち)は、大正初期から同8年(1919年)にかけて、桜ケ峠を経由する野村(のむら)-魚成間の道路(後の県道35号野村城川線)が開通してから形成された、谷底平野の街村である。旧来の魚成村の中心地は、その約500m南の河岸段丘上の「町(まち)(小字名)」であったが、そこから役場、学校などの公共施設や商店が移動し、新しい魚成村の基幹集落となった。
 本節では、昭和20年代から40年代ころまでの魚成地区でのくらしについて、Aさん(大正15年生まれ)、Bさん(昭和11年生まれ)、Cさん(昭和16年生まれ)、Dさん(昭和16年生まれ)、Eさん(昭和24年生まれ)、Fさん(昭和30年生まれ)から、それぞれ話を聞いた。