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愛媛学のすすめ

2 地元学講座の誕生

 仙台市では、平成元年の政令都市移行、区政開始を機に、区を基盤とした市民相互のコミュニケーションを深め、区民ふるさと意識の形成を図るため、各区ごとに創意工夫して、区民ふるさと創生事業を実施することになりました。宮城野区では、区民ふるさと創生事業を実施していく母体として、区民各層(子ども会、社会学級、町内会、老人クラブ、商工業団体等)の代表の方々と行政側とで宮城野区民ふるさと創生事業実行委員会を発足させ、平成元年度から宮城野区民ふるさと創生事業として「み・や・ぎ・の・まつり」いわゆる区民まつりと、宮城野区の未来や区内の好きな場所の絵画・写真・作文等の展示会「私の好きな町みやぎ野展」、「納涼名刺交換会」等の事業を継続して実施しています。
 宮城野区民ふるさと創生事業は、宮城野区をより一層愛着のある住み良い地域とすることを目的としたもので、地元学講座はその事業の一環として平成2年度に誕生しました。2年度は「榴岡公園」「原町本通り」、3年度は「枡江」「鉄砲町・二十人町」、そして4年度は「西山・燕沢」「新田」地区を対象にして実施しました。企画・運営は宮城野区役所の地域振興課が担当しています。