河原と河川敷とは同義語として使われることもあるが、河川敷は、河川法によって規定されている河川の敷地であって、低水敷(常時水が流れている部分)と高水敷(増水時に冠水する部分)とに分けられる。従って厳密に言えば、河原とは、高水敷を指す言葉だということになるのかもしれない。ともあれ、河原とは、自然に出来上がった砂や石の多い川沿いの平地という語感を伴っている言葉である。