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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業Ⅸ -砥部町-(平成27年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

第1節 主要地方道松山・砥部、内子線と交通手段の変遷

 戦後から昭和30年代、40年代にかけての間は、道路事情や交通手段等の問題から、旧広田村にくらす人々にとって松山は「非常に遠く」感じられていた。利便性の向上を図るための道路整備に伴い、近隣市町への時間距離の短縮が実現した反面、過疎化がさらに進行していった。本節では当時の道路事情と交通手段等について、田中弘さんによる御講演内容を再構成したものを紹介させていただくとともに、Aさん(昭和4年生まれ)、Bさん(昭和8年生まれ)、Cさん(昭和10年生まれ)、Dさん(昭和15年生まれ)から話を聞いた。