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愛媛県史 地誌Ⅰ(総論)(昭和58年3月31日発行)

凡例

一、愛媛県史の部門史編は一九巻から成る。本巻はその第一四巻地誌I (総論)として発刊する。
一、本巻は、現代の愛媛県について、自然環境、人口、産業、交通、集落、行政などの諸局面から、主として地理学の立場から地誌の観点に立って、その地域的特性を叙述したものである。
一、現代とは、昭和五〇年代を主とし、必要に応じて歴史的背景についてもふれてある。また、地域の区分は、地理的特性を総合して、県内を三地域一五地区とし、その地域名・地区名を用いた。
一、本文は、常用漢字と現代仮名づかい、新送りがなにより、分かりやすい口語体を使った。ただし、特殊な用語や地名などには、できるだけ振り仮名をつけた。
一、年号は日本年号を用い、大正年代以前については適宜その下に( )で西暦を付した。昭和については、目の初出に限って年号を記し、その後は略して年数のみとした。
一、数や量の単位は、アールとトンのほかはすべて略付号を用いた。
一、地名は、文部省の「地名呼称」に従ったが、慣用されている地名に ついては、( )を付して併記することに努めた。
一、出典、資料ならびに調査年については、本文のなかで( )を用いて簡略に挿入した。
一、全県にわたる地図は統一した正位置の図を用いた。
一、参考文献は巻末に掲げることとした。この場合、刊本は『 』で、雑誌(論文)などは「 」で区別した。
一、本文の叙述のなかには、多くの研究成果を引用し、また官公庁資料や市町村誌などを活用させていただいたが、本書の性質上特別の場合を除いて、本文中にはそれぞれの出典を示さなかったものもある。
一、図、表ならびに写真については、出典や著作者、撮影者、ならびにその公表年を明記した。
一、本巻の執筆者とその分担については巻末に記した。