データベース『えひめの記憶』
愛媛県史 社会経済2 農林水産(昭和60年3月31日発行)
二 施設・人容・業務
施設
敷地、建築面積、工費、施設の概要などは表11-14のとおりである。
人容
魚病指導センターの人容は所長一、技術職員三名の計四名が定数となっている。
業務
巡回指導……魚貝類養殖業者に対し、漁場汚染防止、密殖防止、養殖管理及び健康診断を昭和五六年延一八六か所、五七年二〇三か所において実施した。
魚病対策研修会……魚病に関する予防、診断、治療、薬剤の適正使用などについての研修会を昭和五六年一八組合、三六八名、五七年一九組合、三二二名を対象に実施した。
魚病診断……病気にかかった魚貝類を診察して、これに適した治療方法を指導したが実施件数は昭和五六年延八六七件、五七年一、三一九件と漸増しており、発生のピークは類結節症(夏季)と連鎖球菌症(夏季~秋季)とが併発する夏季である。
表11-14 魚病指導センターの概要 |
表11-15 巡回指導状況 |
表11-16 漁病対策研修会実施状況 |
表11-17 月別診断件数(昭和56年・57年) |
図11-4 魚病の発生時期(昭和56年度) |
表11-18 主な魚病の種類 |