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愛媛県史 文 学(昭和59年3月31日発行)

凡例

一、本巻は、愛媛県史部門史『文学』にあたり、古代から現代(昭和五八年)までの愛媛の文学について概説した。
一、本巻は、先に刊行した愛媛県史『資料編 文学』を基にして執筆されたものである。両書あいまって利用されんことを望む。本文中に(資100)とあるのは、「資料編」に収録されている資料であることと、その頁数を示す。参照されたい。
一、本巻は、「資料編」刊行後の新資料を含めて執筆した。今後新たに発見される資料も多いであろうが、それらについては後日を期したい。
一、本巻は、古代前期(奈良時代)、古代後期(平安時代)、中世(鎌倉・室町時代)、近世(江戸時代)、近代・現代(明治時代以降)の五章に分けて執筆した。但し、近代・現代は数人で担当したので、各章・各節間に多少の重複、また繁簡を生じたところもある。
一、漢文学については、『資料編 文学』と同様部門史『学問・宗教』に譲り、本巻では扱わない。
一、本巻執筆に当たっては、平易・簡明を旨とし、原則として常用漢字・現代仮名づかいを用いたが、歴史用語・固有名詞等についてはこの限りではない。また難解な用語には、できるだけ振り仮名をつけ、資料の本文引用に当たっても、句読点・濁点を付し、漢字を当てるなどの配慮を加えた。
一、年代はわが国の年号を用い、適宜その下に( )で西暦年代を併記した。
一、本文中の人物名については敬称を省いた。
一、本文中に掲出した写真は、一部を除き提供者名を省かせていただいた。
一、参考文献は巻末にまとめて掲出した。