古来、三島社には武将達の信仰あつく、甲冑刀剣類が多数奉納され、国指定重要文化財は八割に及んでいる。また、奉納和歌には、南北朝第一の歌人頓阿らの「詠三首和歌」と、管領細川頼之らの「続百首和歌」などがある。法楽連歌は、二八〇余帖、地方連歌として原資料の様相を伝えており、国指定重要文化財である。