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愛媛県史 近世 上(昭和61年1月31日発行)

凡例

 一、『愛媛県史』は四〇巻からなり、そのうち通史編は八巻で構成される。本巻は通史編『近世上』であって、既刊の『古代Ⅱ・中世』に続くものである。
 一、本巻は、豊臣秀吉による四国統一から、廃藩置県までを叙述の範囲としており、主として政治・経済的側面からの概説である。
 一、年代はわが国の年号を用い、適宜その下に( )で西暦年代を併記した。
 一、出典・史料などは、本文中に( )で示した。その場合、既刊の『資料編近世上』に収録されているものについては、(資近上一―12)のように表示し、資料編の章及び整理番号を掲げ、史料の探索を容易にした。
 一、執筆にあたっては、多くの方々の研究成果の恩恵を蒙ったが、本巻の性質上、特別な場合を除き、書名を本文中に記述せず、巻末に一括して掲げた。先学の学恩に深甚な謝意を表する次第である。
 一、本文中では、原則として敬語・敬称を省略した。
 一、各章節の執筆者名は本文中に記載せず、巻末に執筆分担一覧を掲げて、その責任を明らかにした。
 一、執筆に当たっては、原則として常用漢字・現代仮名づかいを用いたが、歴史用語・固有名詞等についてはこの限りではない。また難解な用語には、できるだけ振り仮名をつけた。
 一、引用史料の本文は原則として記載しないこととし、やむをえず記載した場合は、読み下し文に改めた。
 一、文中の写真・図・表には、それぞれ章ごとに番号を付し、巻末に一覧表を掲げた。