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愛媛県史 年表(平成元年2月28日発行)

現代〔昭和62(1987)~昭和64・平成1(1989)〕

1987  (昭和62) 〔丁卯〕

 【月日】   【事項】

 1―1   県、結核感染症サーベイランス事業を開始する〔グラフえひめ〕。
 1―11   愛媛県知事選挙実施され、伊賀貞雪初当選する〔県報〕。
 1―13   日刊新愛媛、県と白石知事に対する取材拒否訴訟を取り下げ、県もこれに同意する(提訴以来2年2か月ぶりに終結)〔愛媛〕。
 1―18   第1回愛媛県緑の少年団活動発表大会、県民文化会館で開催される〔広報えひめ〕。
 1―21   県、特定地域中小企業特別融資制度を創設する〔広報えひめ〕。
 1―28   伊賀貞雪、愛媛県知事に就任する(就任式で生活文化県政推進を表明)〔県資料〕。
 1―29   県立中央病院、厚生省の腎移植情報網地方センターに指定される〔愛媛〕。
 2―9   国道196号北条バイパス(北条市河原~同市下難波)が全面開通する〔愛媛〕。
 2―10   国道196号今治バイパス(今治市宅間~同市桜井長沢)の阿方~片山間2kmが開通する〔愛媛〕。
 2―10   県、靖国神社・愛媛県遺族会への玉ぐし料支出を公費支出より知事私費支出に切り替えることを決定する〔愛媛〕。
 2―12   国鉄の分割民営化案がすすみ、新会社の機構が決定され、四国会社(JR四国)は4,610人の採用を内定する〔愛媛〕。
 2―15   愛媛の木の文化を考えるシンポジウム、松山市の伊予鉄本社ビルで開催される〔広報えひめ〕。
 2―18   県データベース開発検討委員会、県行政情報データベースの開発基本方針を知事に報告する(県庁の大型コンピューターと県地方局・市町村など端末のパソコンをオンライン化、9―1第1回目の会議を開催)〔愛媛〕。
 2―24   県、野菜生産出荷安定法の規定により、久万および肱川上流地域野菜指定産地(昭61・2―24指定)における生産出荷近代化計画概要を公表する〔県報〕。
 2―27   第209回県議会定例会開会され、当初予算案などを審議し、副知事(藤井和郎)・出納長の選任に同意する(3―9閉会)〔県議会会議録〕。
 2―28   大三島で山火事発生、260haを焼く(3―2鎮火)〔愛媛〕。
 3―9   愛媛新聞社、日刊新愛媛本社施設を買収し、愛媛新聞社分工場とする〔愛媛〕。
 3―10   県選挙管理委員会、名簿の不正流出を防止するため、選挙人名簿閲覧基準をつくる〔愛媛〕。
 3―13   愛媛県県有施設維持管理基金条例・大規模県有施設整備基金条例・愛媛県半島振興対策実施地域における県税の特別措置に関する条例が公布される〔県報〕。
 3―13   来島どっく㈱、従業員300人削減の合理化案を組合に提示する(宇和島造船は作業を休止、5―26新来島どっく㈱発足)〔愛媛〕。
 3―13   県都市計画審議会、新居浜・今治地域の都市計画区域の線引き見直し案を承認する〔愛媛〕。
 3―13   愛媛県部制条例が一部改正され、地方振興部を調整振興部に、生活福祉部を県民福祉部に改める(4―1施行)〔県報〕。
 3―16   新しい地域づくり推進のための第1回県・町村交流会議が開催される〔愛媛〕。
 3―18   県総合観光計画案作成される(翌年の瀬戸大橋開通による環境変化をふまえ、県民生活を観光的・文化的観点から見直し)〔愛媛〕。
 3―19   愛媛県監査委員、昭62・1―27付け住民監査請求玉ぐし料支出に係る措置要求について棄却を決定する〔県報〕。
 3―25   県教育委員会、『愛媛県中世城館跡分布調査報告書』を刊行する〔同書〕。
 3―27   日本道路公団高松建設局、四国横断自動車道の川之江~大豊間の本県側1.6kmを工事発注する〔愛媛〕。
 3―27   主要地方道城川・檮原線の祓川トンネル(城川町下相~土居)が完成する〔愛媛〕。
 4―1   県、行政機構改革を行い、生活文化局・知事公室・観光国際課を新設し、調整振興部統計情報課に情報管理室を設置する(統計調査課を統計情報報課に、環境衛生課を生活衛生課に、公害課を環境保全課に改称)〔県報〕。
 4―1   四国旅客鉄道㈱(JR四国)が発足、松山・宇和島駅で記念の発車式を挙行する(国鉄の民営化)〔愛媛〕。
 4―1   愛媛県警察本部に、鉄道警察隊が設置される〔県報〕。
 4―1   県、愛媛県ろうあ福祉センターを廃止して、愛媛県重度身体障害者授産所(松山市下伊台町)を設置する(3―27落成式)〔県報〕。
 4―1   県立中央病院に腎移植センターが設置される〔県報〕。
 4―1   県教育委員会、文化振興局の廃止に伴い社会教育課に芸術・文化財室を設置する〔県報〕。
 4―1   県立松山中央高等学校開校する(松山市井門町)〔県報〕。
 4―1   松山市総合コミュニティセンター全施設が一般開放される〔愛媛〕。
 4―2   宇和島市に南予文化会館が落成する〔愛媛〕。
 4―5   礼宮殿下ご来県、鳥博覧会・県立博物館などを見学される(~4―6)〔愛媛〕。
 4―6   今治市の第3次港湾計画にともなう織田ヶ浜港湾建設工事が着工される〔愛媛〕。
 4―7   県、卸売市場法に基づき、愛媛県卸売市場整備計画を定める〔県報〕。
 4―7   松山地域、郵政省のユー(郵)トピアモデル都市に指定される〔愛媛〕。
 4―12   第11回統一地方選挙実施される(本県県議会議員選挙の党派別当選者、自民34名・社会5名・公明4名・民社2名・共産1名・無所属7名、のち無所属5名が自民党に入党)〔愛媛〕。
 4―21   県、国際居往年推進本部を設置する(9―19国際居住年記念行事として住宅フェアえひめ、県民文化会館で開催)〔県勢グラフ〕。
 4―24   松山市久米窪田町で縄文後期の平地集落遺構と土器片が多数発掘される(森本遺跡と命名)〔愛媛〕。
 4―29   松山―広島一大分間に西瀬戸エアリンクが初就航する(全国初の地域間コミューター航空)〔愛媛〕。
 5―8   県、水質汚濁防止法に基づく化学的酸素要求量に係る本県の総量削減計画を定める〔県報〕。
 5―11   第210回県議会臨時会開会され、議長・副議長を選出する〔県議会会議録〕。
 5―27   第5回西瀬戸経済圏関係知事会議、広島市で開催され、情報・通信・水産など共同研究体制づくりの推進を決める〔愛媛〕。
 5―28   国土庁、第4次全国総合開発計画(四全総)試案を国土審議会に諮問する(西瀬戸経済圏をインターブロックの交流圏として位置づけ)〔愛媛〕。
 6―1   県蚕糸農業協同組合連合会が発足する(県養蚕農業協同組合連合会と3加工農協が合併、生産・加工を一本化)〔愛媛〕。
 6―3   今治市沖浦海岸、建設省のコースタルコミュニティゾーン(海辺のふれあいゾーン)に指定される〔愛媛〕。
 6―12   天野建設大臣、本州四国連絡橋尾道・今治ルート4橋の建設凍結解除を表明する(来島大橋早期着工へ)〔愛媛〕。
 6―15   県、生活文化県政懇談会を設置する(委員40人、顧問堺屋太一・丹下健三ら)〔愛媛〕。
 6―19   第1回県生活文化県政推進懇談会開催、文化・人づくり・産業づくり・地域づくりの4専門委員会に分かれて生活文化県政の進め方・政策などへの助言・提言を行うことになる〔愛媛〕。
 6―22   四国システム開発(IBM系)、松山市に事業所開設を発表する〔愛媛〕。
 6―23   県、地域雇用開発等促進法に基づく東予・南予地域雇用開発計画を公表する〔県報〕。
 6―24   フランスの国営アルミメーカーセザス・ジャポン、昭和サボア㈱長浜工場内にジルコニウム合金素管生産施設の新設を発表する〔愛媛〕。
 6―25   駐日オランダ大使夫妻・在神戸オランダ総領事が来県し、友好関係の強化と農産物保護政策などにつき意見を交換する〔広報えひめ〕。
 6―30   第211回県議会定例会開会され、補正予算など案件を審議し、農畜産物の輸入自由化・枠拡大に関する意見書などを決議する(7―11閉会)〔県議会会議録〕。
 7―3   国土審議会、半島振興法に基づく佐田岬地域半島振興計画などを承認答申する(国道197号頂上線などの交通通信施設整備と海洋リゾートレクリエーション基地などの観光開発構想)〔愛媛〕。
 7―5   県下の低肺機能者、愛媛O₂会を結成する〔愛媛〕。
 7―7   今治~越智郡島しょ部航路の第3セクター2社が設立される(本四連絡橋伯方・大島大橋開通と同時営業を開始)〔愛媛〕。
 7―13   労働省雇用促進事業団の愛媛職業能力開発サービスセンター、松山市に開所する〔愛媛〕。
 7―16   台風5号、県内各地に雨被害をもたらし、28か所で道路が損壊する〔愛媛〕。
 7―17   県、今治・宇和島・八幡浜・新居浜・西条・東予の6市と越智郡15町村を対象とした特定地域緊急振興条例を公布する〔県報〕。
 7―27   文化庁主催の第5回国民文化祭(平成2年10月開催)の本県誘致が決定する〔愛媛〕。
 7―29   宇和島南高校チームが全国高校女子サッカー大会で初優勝する〔愛媛〕。
 7―31   西条市、通産省のニューメディア・コミュニティ構想の応用発展地域に指定される〔愛媛〕。
 7―31   県、〝見つめよう、くらしとふるさと〟をテーマに生活文化を語る集いを県民文化会館で開催する(約3,000人参加)〔広報えひめ〕。
 8―2   北条市出身の松本研司、7年間かけて世界一周ヨットの旅を終え帰国する〔愛媛〕。
 8―3   南レク街路(津島町近家~岩松間2.3km)、建設省の「日本の道100選」に選ばれる〔愛媛〕。
 8―7   愛媛県腎臓バンク設立推進委員会発足する〔県勢グラフ〕。
 8―10   県教育委員会、中学校と高等学校の外国語巡回指導のため、外国青年11人を招致、着任式を行う〔広報えひめ〕。
 8―12   愛媛大学医学部、県内初の体外受精妊娠に成功する〔愛媛〕。
 8―15   県、戦没者追悼式を県民文化会館で実施する(前年度までは護国神社で実施)〔愛媛〕。
 8―20   大洲市など肱川流域8市町村、農林水産省指定のグリーントピア構想事業化推進協議会を設立する〔愛媛〕。
 8―26   南予用水事業完成・通水式挙行される〔広報えひめ〕。
 8―28   愛媛県えひめアメニティ研究会発足する(快適環境づくりの提言)〔愛媛〕。
 8―29   松山商業高校チーム、第32回軟式野球全国高等学校選手権大会で優勝する〔愛媛〕。
 8―    県、広報誌「インフォメーションえひめ」を発行する〔同書〕。
 9―1   帝人松山工場、高強度繊維テクノーラ生産を開始する〔愛媛〕。
 9―2   第1回西瀬戸経済圏関係水産主務部局長会議開催される(共同で栽培漁業振興や広域赤潮対策などに取組むことを協議)〔愛媛〕。
 9―3   四国運輸局、八幡浜・佐伯フェリー㈱に、八幡浜~佐伯間のフェリー運航を認可する(9―9就航、夜間に1日2往復)〔愛媛〕。
 9―7   松山市太山寺で縄文晩期の遺跡発掘、初期農耕の石器出土する(大渕遺跡と命名)〔愛媛〕。
 9―9   県イメージアップ推進委員会の初会合が開かれ、県民調査などを参考に県のイメージアップ推進計画策定を決定する〔愛媛〕。
 9―9   初の全日本闘牛大会で広見町の大横綱「出渕一号」が王座を獲得する〔サンケイ〕。
 9―16   県、第1回生涯学習情報システム検討委員会を開催する〔県勢グラフ〕。
 9―17   第212回県議会定例会開会され、補正予算案などを審議する(10―3閉会)〔県議会会議録〕。
 9―19   西瀬戸地域民活懇談会(金丸副総理主宰)、県民文化会館で関係自治体と経済界代表が出席して開催される〔愛媛〕。
 9―19   松山市に㈶伊予灘漁業振興協会が設立される〔地方公益法人名簿〕。
 9―21   県、技術パイオエア養成事業を開始する(県工業技術センターに中小企業の研修生15人入所)〔愛媛〕。
 9―27   愛媛県青果連、大相撲の優勝力士に愛媛県青果連賞を授与する(優勝カップとハウスみかん1年分)〔愛媛〕。
 10―2   瀬戸内海大橋架橋促進総決起大会、今治市で天野建設大臣を迎えて開催される〔愛媛〕。
 10―2   シマアジ20万匹、宇和海マリノベーション構想沿岸型海洋牧場造成のテストケースとして放流される(10―11湧昇流海洋牧場開発のための作業開始)〔愛媛〕。
 10―5   土佐光起筆「三十六歌仙絵」の一部が県立美術館に寄贈される〔朝日〕。
 10―6   桃山学院理事会、新居浜市の桃山学院短期大学閉学を決定する(平成元年度から学生募集停止)〔愛媛〕。
 10―7   ㈳松山市シルバー人材センター設立される〔地方公益法人名簿〕。
 10―8   県、愛媛県役所言葉見直し検討委員会を設置し、役所言葉見直しを検討する(言葉の手引「役所言葉見直しマニュアル」など発行)〔県資料〕。
 10―9   県園芸大会、オレンジの自由化・枠拡大阻止などを決議する〔愛媛〕。
 10―12   少年時代に西宇和郡の三瓶中学校で学んだ京都大学教授利根川進、ノーベル医学生理学賞を受賞する〔愛媛〕。
 10―14   県、生活文化局に国民文化祭準備室を設置する〔県報〕。
 10―17   台風19号、四国を直撃、被害続出する(松山観光港の浮き桟橋沈む)〔愛媛〕。
 10―21   県立道後動物園の閉園式が挙行される(10―28~10―30動物112種520匹、砥部町の新動物園に移送)〔広報えひめ・愛媛〕。
 10―24   えひめ観光キャンペーンがスタートし、県庁で出発式が挙行される〔広報えひめ〕。
 10―27   えひめコミュニティ・フォーラム’87が開催される〔広報えひめ・愛媛〕。
 10―29   県、第1回地域県政懇談会を伯方町で開催する〔広報えひめ〕。
 10―30   第1回西瀬戸広域観光共同研究会、県庁で開催される〔県勢グラフ〕。
 10―30   県痴呆性老人対策検討委員会初会合が開かれ、予防・施設など総合的対策を検討することになる〔愛媛〕。
 11―1   県、愛媛県婦人総合センター(松山市山越町)を設置する(11―6落成式)〔県報・愛媛〕。
 11―4   第1回愛媛県高等学校総合文化祭が県民文化会館で開催される〔広報えひめ〕。
 11―6   竹下登内閣発足し、建設大臣に越智伊平(越智郡玉川町出身)が就任する〔愛媛〕。
 11―6   第1回県広域リゾート構想推進研究協議会が県民文化会館で開催され、「えひめ瀬戸内リゾート開発構想」の基本方向が明らかにされる〔愛媛〕。
 11―9   桜井漆器沈金師の高濱幹五郎、現代の名工に選ばれる〔愛媛〕。
 11―10   生活文化県政推進テレビ会議、愛媛と東京を結んで開催される〔広報えひめ・愛媛〕。
 11―13   温泉青果農協、伊予柑の新品種「勝山伊予柑」を発表する(昭63・12―6東京へ初出荷)〔愛媛〕。
 11―14   愛媛地方同盟、松山市で臨時大会を開く(11―19解散、11―20愛媛労働総同盟結成を確認)〔愛媛〕。
 11―14   えひめ地域づくり研究会議の設立総会が内子町の内子座で開催され、町活性化へ人間ネットワークの必要性を確認する〔愛媛〕。
 11―16   西瀬戸婦人交歓交流会が松山市で開催される〔県勢グラフ〕。
 11―25   第2回県生活文化県政推進懇談会が開催され、生活文化賞の創設など生活文化県政推進のための具体的提言を中間報告する〔愛媛〕。
 11―27   第1回国際観光アドバイザー懇談会が松山市で開催される〔県勢グラフ〕。
 11―28   第1回愛媛県婦人大学、県婦人総合センターで開講される(~3―26)〔県勢グラフ〕。
 12―1   愛媛県国際交流懇談会の初会合が松山市で開かれる〔広報えひめ〕。
 12―2   第213回県議会定例会開会され、補正予算などの案件を審議し、本年産温州みかん対策に関する意見書を決議する(2―11閉会)〔愛媛〕。
 12―4   国道197号佐田岬半島道路(頂上線、八幡浜市矢野町~三崎町)の開通式が瀬戸町で挙行される〔愛媛〕。
 12―4   愛媛・大分両県の地域リーダーが集まり、初の西瀬戸むらおこしテレビ会議(愛媛~大分間)を開催する〔広報えひめ・愛媛〕。
 12―9   喜多郡五十崎町の小田川、建設省の「ふるさとの川モデル河川」に指定される〔愛媛〕。
 12―16   四国縦貫横断自動車道善通寺~三島・川之江間(38.4km)の開通式が善通寺インターで挙行される〔愛媛〕。
 12―16   松山市の来住廃寺跡隣接地で大規模回廊遺構が出土する〔愛媛〕。
 12―22   県、瀬戸内海環境保全特別措置法に基づく瀬戸内海の環境の保全に関する愛媛県計画を変更する〔県報〕。
 12―23   聖カタリナ女子大学(北条市)・松山商科大学法学部設置、文部省から認可される(昭63年4月開校)〔受媛〕。
 12―23   愛媛県立医療技術短期大学設置認可される(12―25設置条例公布・昭63年4月開学)〔県報・愛媛〕。
 12―27   建設省、本州四国連絡橋尾道・今治ルートの来島大橋着工を決定する〔愛媛〕。
 この年   県内の交通事故死、史上最悪となる(死者130人・傷者1万1,754人・件数9,722件)〔愛媛〕。



1988 (昭和63) 〔戊辰〕

 【月日】   【事項】

 1―13   西瀬戸経済圏関係情報化主管部長会議開催され、西瀬戸経済圏情報網作りへパソコン通信を検討する〔愛媛〕。
 1―17   本州四国連絡橋尾道・今治ルート(国道317号)の伯方・大島大橋の開通式が挙行される(越智郡の大島・伯方島・大三島が陸路で結ばれる)〔愛媛〕。
 1―18   県、第1回高齢者の戸外運動検討委員会を開催する〔県勢グラフ〕。
 1―27   建設大臣、四国縦貫自動車道川内~伊予間(川内町~伊予市)の施行命令を出す〔愛媛〕。
 1―29   運輸省、日本航空㈱の松山一東京間2便就航を決定する〔愛媛〕。
 2―2   第5回国民文化祭の県基本構想検討委員会の初会合が開かれ、県民総参加のイベントにすることを確認する〔愛媛〕。
 2―5   県、愛媛テクノポリス(高度技術工業集積都市)開発計画をまとめ、通産省に提出する(4―25計画承認される)〔愛媛〕。
 2―9   県週休2日制検討委員会、週42時間制・土曜日の半日閉庁を内容とする報告書を知事に提出する〔愛媛〕。
 2―10   明日を開く西瀬戸婦人のテレビ会議開催される〔県勢グラフ〕。
 2―12   四国電力㈱、原発反対派市民グループの抗議の中、伊方原発2号機の出力調整試験を実施する(計画通り試験終了)〔愛媛〕。
 2―17   愛媛玉ぐし料訴訟、5年8か月ぶりに結審する〔愛媛〕。
 2―23   県アグリトピア構想推進協議会の初会合が開かれ、県のアグリトピア構想「農山村復興21世紀への計画」基本計画案を承認する(バイオテクノロジー・ニューメディアの導入や都市との交流により、上浮穴・伊予・肱川・鬼北圏域の活性化計画、8―12実施計画発表)〔愛媛〕。
 2―23   労働省の情報処理技能者養成施設(コンピュータ―カレッジ)、今治市に開設が決まる(翌年4月開講予定)〔愛媛〕。
 2―24   第214回県議会定例会開会され、当初予算などの案件を審議し、非核平和県宣言、オレンジ・果汁・牛肉の輸入自由化・枠拡大阻止に関する意見書などを決議する(3―11閉会)〔県議会会議録〕。
 3―11   愛媛県東京観光物産センター新装オープンする〔県勢グラフ〕。
 3―12   オレンジ・果汁・牛肉等輸入自由化・枠拡大阻止県農業者・消費者総決起大会、県民館で開かれ、オレンジなどの自由化断固阻止を決議する〔愛媛〕。
 3―15   県と県出身経済人による経済活性化懇談会、東京・大阪で開催される(~3―16)〔愛媛〕。
 3―15   県、県民の生涯学習アンケート調査結果を発表する(県民はスポーツや趣味に意欲)〔愛媛〕。
 3―17   日本道路公団高松建設局、四国縦貫自動車道の川内~伊予間22.1kmの路線を発表する〔愛媛〕。
 3―19   愛媛腎臓バンク設立総会、松山市で開催される(4―1㈶愛媛腎臓バンク設立、5―1提供者登録業務開始、全国で12番目)〔愛媛〕。
 3―20   瀬戸大橋博覧会開幕する(坂出・倉敷両会場、8―31閉幕)〔愛媛〕。
 3―27   県立とべ動物園開園式が挙行される(4―1開園)〔愛媛・県報〕。
 3―30   県長寿社会対策推進懇談会、検討結果報告書「人生80年型ライフサイクルと社会システムのあり方」を知事に提出する〔愛媛〕。
 3―30   県イメージアップ推進委員会、「イメージアップ愛媛」の推進プランを知事に報告する(イメージ目標像を「瀬戸内ルネッサンス愛媛」と設定、推進事業としてシンポジウム開催など44項目を提言)〔愛媛〕。
 3―31   県アメニティ研究会、快適環境づくりについての報告書を知事に提出する(豊かな自然と文化との調和などを提言、7―18第1回えひめアメニティ推進協議会開催)〔愛媛〕。
 4―1   県、生活文化局に文化振興課を設置し、同課にコミュニティ係、調整開発課にリゾート係・アメニティ係・ニューメディア係を設置する。また県教育委員会、社会教育課を生涯学習課に改組する〔県報〕。
 4―1   愛媛県東予蚕業技術指導所と愛媛県中予蚕業技術指導所が統合され、愛媛県東中予蚕業技術指導所(松山市道後)となる〔県報〕。
 4―1   県、新しい保健医療体制の確立を目指し、愛媛県地域保健医療計画を定める〔県報〕。
 4―1   県立医療技術短期大学開学する(4―20入学式挙行、6―20開学式・落成式挙行)〔広報えひめ・愛媛〕。
 4―1   中島町立野忽那小学校、野忽那島に里親制度を設け、都会の児童の留学を受け入れる(瀬戸内シーサイド留学の開始)〔読売〕。
 4―5   宇和島東高校野球部、第60回全国選抜高校野球大会で優勝する〔愛媛〕。
 4―8   県、松山地方局新庁舎の起工式を挙行する(松山市北持田町)〔広報えひめ〕。
 4―8   県、近畿地区ふるさと愛媛観光展を大阪市で開催する(~4―13)〔愛媛〕。
 4―10   瀬戸大橋(本州四国連絡橋児島・坂出ルート、海峡部9.4km)開通式が挙行される〔愛媛〕。
 4―10   松山市の道後商店街のアーケードカラー舗装落成する〔愛媛〕。
 4―13   松山市、運輸省の国際コンベンション(会議)シティに指定される〔愛媛〕。
 4―14   菊間町で日本石油地下備蓄会社の菊間基地本体掘削工事起工式が挙行される〔愛媛〕。
 4―19   県教育委員会、金子山古墳出土品(新居浜市)を有形文化財、オガタマノキ(双海町)を天然記念物に指定する〔県報〕。
 4―21   県、活力あるむらおこし・まちづくり推進の第1次補助対象17事業を発表する(6―24第2次採択、8―16第3次採択)〔愛媛〕。
 4―21   県、むらおこし・まちづくりガイドブック(チャレンジえひめ)を発刊する〔グラフえひめ〕。
 4―22   第2回スポーツ・レクリエーション祭、来年11月本県での開催予定が決まる〔愛媛〕。
 4―23   県、土曜日午後の閉庁を開始する〔広報えひめ〕。
 4―28   西条市シルバー人材センターが設立される〔地方公益法人名簿〕。
 5―2   八幡浜市に㈶八西地域総合情報センターが設立される〔地方公益法人名簿〕。
 5―11   第6回西瀬戸経済圏関係知事会議が福岡市で開催され、広域交流促進のための研究会設置と西瀬戸総合整備計画の実施を決定する〔愛媛〕。
 5―13   県、第1回文化の里整備検討委員会を開催する〔グラフえひめ〕。
 5―15   本州四国連絡橋尾道・今治ルートの来島大橋起工式が吉海町下田水で挙行される〔愛媛〕。
 5―18   県、第1回生涯学習センター調査研究委員会を開催する〔グラフえひめ〕。
 5―20   松山市民の手で復元されたミニSL「坊っちゃん列車」が、映画のロケーションで旧国鉄内子線の廃線を走る〔朝日〕。
 5―23   県、言葉の手引き第4号「役所言葉の見直しマニュアル」を発行する〔グラフえひめ〕。
 5―24   県、高度技術工業集積地域開発法の規定により、高度技術に立脚した工業開発に関する計画(愛媛テクノポリス開発計画)を作成する〔県報〕。
 5―28   県主催のえひめ婦人フォーラム’88、松山市で開催される〔グラフえひめ〕。
 5―29   大城戸功(愛媛県警)、第7回世界剣道選手権大会(ソウル)で優勝する〔愛媛〕。
 6―3   県、産業構造転換対策推進事業調査報告書を発表する(本県産業活性化の展望を示す)〔グラフえひめ〕。
 6―8   西条市の加茂川、建設省の「ふるさとの川モデル河川」に指定される〔愛媛〕。
 6―13   県、愛媛県長期総合計画を発表する(「生活の向上」を基本に21世紀元年までの県政運営と基本線を方向づけ)〔グラフえひめ・愛媛〕。
 6―18   神奈川県川崎市で同市助役の未公開株取得が発覚する(いわゆるリクルート事件の発端)。
 6―20   四国縦貫自動車道土居~西条間の起工式が西条市で挙行される〔愛媛〕。
 6―20   県救急医療対策協議会、周産期保健医療体制調査研究結果報告書を知事に提出する(松山の公的病院に新生児集中治療室設置の必要性を強調)〔愛媛〕。
 6―21   野村町長、大野ヶ原原生林伐採計画の中止を松山営林署に求める〔愛媛〕。
 6―23   第1回テクノプラザ愛媛建設検討委員会が県庁で開かれ、県が策定したマスタープランに基づきセンタービル建設など整備計画具体案を協議する〔愛媛〕。
 6―23   第1回県コミューター航空懇談会が県庁で開かれ、西瀬戸コミューターの利用率向上方策を協議する〔愛媛〕。
 6―23   県、県老人児童福祉センターで第1回愛媛県高齢者通信大学の入学式を行う〔グラフえひめ〕。
 6―24   新居浜市の端出場ゾーン整備事業(別子銅山跡地の再開発)と大洲市の徳森公園整備事業(冨士リゾート地域の整備)が、自治省のふるさとづくり特別対策事業に指定される〔愛媛〕。
 6―25   米軍大型ヘリコプター、伊方原子力発電所近くのみかん山に墜落、乗員7人死亡する(6―27県知事、防衛庁など政府各省庁と米海兵隊岩国基地司令官に対し、伊方原発上空の飛行を禁止するよう文書で要望する)〔愛媛〕。
 6―29   第215回県議会定例会開会され、補正予算など案件を審議し、不公平税制の是正と減税の早期実施を求める意見書などを決議する(7―8閉会)〔県議会会議録〕。
 7―12   県、愛媛県精神衛生センターを愛媛県精神保健センターに改称する〔県報〕。
 7―14   第2回地域県政懇談会が伊方町で開催され、伊賀知事は原子力発電所上空飛行禁止法制化の要求を進めたいと表明する〔愛媛〕。
 7―20   伊予灘中央地域(伊予市・長浜町など1市4町)、水産庁のマリノベーション(沿岸・沖合水域の総合整備開発)構想の対象地域に指定される〔愛媛〕。
 7―21   第56回日本プロゴルフ選手権大会、内子町の愛媛ゴルフ倶楽部内子コースで開催され、ギャラリー4,000人が集まる(~7―24)〔愛媛〕。
 7―23   日本航空㈱、松山―東京線の運航を開始する(全日空が1日7便、日本航空1日2便のダブルトラック化実現)〔愛媛〕。
 7―23   伊予市五色浜の彩浜館(明治27年建立の洋風建築)の解体式が行われる〔愛媛〕。
 7―25   県、県民意識アンケート調査結果を発表する(84%が中流意識)〔愛媛〕。
 7―27   第1回えひめシルバータウン研究協議会が県庁で開かれ、高齢者が安心して暮らせる街づくりのあり方について協議する〔グラフえひめ〕。
 7―29   第5回国民文化祭愛媛県実行委員会設立総会・第1回実行委員会、県民文化会館で開催される〔グラフえひめ〕。
 7―30   早坂暁(北条市出身)原作の映画「ダウンタウンヒーローズ」、上映される(戦後混乱期の松山高等学校生の青春を描いた作品)〔愛媛〕。
 7―    県統計情報課、「県民経済からみた昭和50年代の歩み」をまとめる(電気機械が飛躍的に成長、県内総生産は、昭和60年度は50年度に比し1.84倍となる)〔愛媛〕。
 8―1   県、県下各地方局(西条・今治・八幡浜・宇和島)での旅券窓口業務を開始する〔広報えひめ〕。
 8―2   県、沿岸漁業整備促進法の規定に基づき、愛媛県栽培漁業推進基本計画を定める〔県報〕。
 8―5   県生活文化局、イメージアップ愛媛’88シンポジウムを開催し、県下から募集したキャッチフレーズ〝瀬戸内新時代!いきいき愛媛〟などを発表する〔同局資料〕。
 8―5   新居浜・西条地区、建設省の「自然と文化・歴史のふれあい回廊」に指定される〔愛媛〕。
 8―6   県、周桑地区総合庁舎新築工事起工式を丹原町で挙行する〔広報えひめ〕。
 8―15   県国際交流懇談会、国際交流基本構想を知事に提出する(国際交流センターの設置、海外留学奨学制度の創設などを提言)〔広報えひめ〕。
 8―22   県、宇和海マリノベーション構想推進計画を発表する(水産業を核とした地域づくりを目指し、宇和海沿岸の2市11町村で本年度から21世紀にかけて149事業を実施)〔愛媛〕。
 8―26   県、新総合林政計画策定会議を開催する〔グラフえひめ〕。
 8―28   自然保護団体愛媛の山を守る会、「大野ヶ原の自然を考える集い」を現地で開催する〔愛媛〕。
 8―30   県、愛媛スポーツ振興シンポジウムを県民文化会館で開催する〔グラフえひめ〕。
 9―1   県、高齢者総合相談センターを県老人児童福祉センター内に開設する〔グラフえひめ〕。
 9―1   愛媛大学大学院連合農学研究科校舎が落成する〔愛媛〕。
 9―1   県、初めてテレビ電話による通信を利用した地震津波総合避難訓練を実施する(県庁~西海町間をテレビ電話で結ぶ)〔グラフえひめ〕。
 9―2   県立果樹試験場、温州みかん・伊予柑のウィルス健全種苗を普及に移すと発表する〔グラフえひめ〕。
 9―9   県テクノポリス建設推進協議会主催の愛媛ヒューマンテクノポリス指定記念シンポジウムが県民文化会館で開催される〔グラフえひめ〕。
 9―12   第1回愛媛県かんきつ産地再編整備推進協議会が開催され、適地適作による園地見直し基準などの指針を決める〔グラフえひめ・愛媛〕。
 9―12   第1回愛媛県畜産強化推進協議会が開催され、肉牛・豚肉生産の低コスト化など指針を決める〔グラフえひめ・愛媛〕。
 9―14   第216回県議会定例会開会され、補正予算など案件を審議し、天皇陛下ご快癒祈念の決議をする(9―30閉会)〔県議会会議録〕。
 9―16   県フライト農林漁業開発促進対策協議会設立総会が県庁で開かれ、モデル空輸による振興方針の策定やフライト団地の育成を決める〔愛媛〕。
 9―17   ソウル・オリンピックが開幕する(~10―2)。
 10―4   愛媛県核燃料条例が公布される(翌年1―16施行)〔県報〕。
 10―11   県、初の愛媛県生活文化賞をソウル・オリンピックで活躍した真鍋和人・小野誠治・大塚裕子に贈る〔愛媛〕。
 10―14   県海外協会など主催の国際協力を語る県民の集い、県民文化会館で開催される〔愛媛〕。
 10―16   西ドイツのフランクフルト市で開かれた世界料理オリンピック(~10―20)で、本県の3人が金・銀のメダルを獲得する〔愛媛〕。
 10―25   愛媛県警察本部新庁舎(松山市南堀端町)の落成式が挙行される〔愛媛〕。
 10―26   県主催えひめアメニティ(快適な環境)を考えるシンポジウムを県民文化会館で開催する〔広報えひめ〕。
 10―28   県主催「デザインフォーラム’88エヒメ」が県民文化会館で開催される(地場産業のデザイン視点からの見直し)〔広報えひめ〕。
 11―3   県、中尾幸雄・白石春樹・赤穂義夫に県功労賞を贈る〔愛媛〕。
 11―4   松山商科大学、校名を松山大学に変更することを正式決定する(平成元年4-1実施)〔愛媛〕。
 11―14   第5回国民文化祭愛媛’90の実施計画大綱が決まる(テーマ「架けよう―文化の橋・交流の橋」、国際俳句大会など31事業を計画)〔愛媛〕。
 11―19   第1回県民総合文化祭、県民文化会館で開催される(~11―27、えひめ産業文化まつり、瀬戸内生活文化フォーラムなどの生活文化行事を展開)〔愛媛〕。
 11―22   県、プロゴルファー岡本綾子(今治明徳高校出身)に愛媛県生活文化賞を贈る〔愛媛〕。
 11―28   愛媛県監査委員、昭63・10―5付け住民監査請求、県有東予4号地の処分に関する措置請求について棄却を決定する〔県報〕。
 11―28   県および吉海町・宮窪町と企業6社、西瀬戸ハイウェイ・リゾート大島研究会を設立、「えひめ瀬戸内リゾート構想」の中核地域越智郡大島リゾート施設の事業化をすすめる〔愛媛〕。
 12―2   第217回県議会定例会開会され、補正予算など案件を審議し、交通事故絶滅に関する決議を行う(12―12閉会)〔県議会会議録〕。
 12―18   県畜産試験場、牛の試験管ベビー出産に成功する(中四国で最初)〔愛媛〕。
 12―19   県農産品C・I戦略推進協議会が発足、県および農業協同組合・森林組合・流通会社の関係者が集まり、県農産品のイメ―ジ向上をめざす〔愛媛〕。
 12―22   県内の電話60万台となる〔愛媛〕。
 12―27   県警察本部、松山市の県立中央病院前の横断歩道に、全国初の高齢者専用押しボタン式信号機を設置する〔愛媛〕。
 12―30   消費税法など税制改革関連法が公布される。
 12―31   今年の県内の交通事故発生件数、史上最悪を記録する(発生件数9,786件・死者148人・傷者1万1,630人)〔県警察本部資料〕。




1989 (昭和64・平成1) 〔己巳〕1―8改元

 【月日】   【事項】

 1―7   昭和天皇(87歳)崩御され、皇太子明仁殿下、天皇に即位される。
 1―8   政府、元号を昭和から平成に改める。