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中山町誌

三、 新町発足三〇周年記念行事

 昭和六〇年(一九八五)一〇月八日、中山町中央公民館に、知事(代理松山地方局長)、国会議員、県議会議員、県関係出先機関の長、近隣市町村の長及び議会議長など二八人、町内関係者二四八人を招待して式典が行われた。
 今回の記念行事などは次のとおりである。
ア 記念講演会 参議院議員安西愛子 「近ごろ思うこと」
イ 功労者に感謝状と記念品の贈呈
ウ 町民憲章の制定
  入選者 西 岡 克 也
エ 中山音頭の制作    作詞者 妻 鳥 堯 寛
オ 町の木に「栗」を選定 入選者 井 上   猛
カ 町の花に「梅」を選定 入選者 玉 井 みひと
  全戸に盆栽仕立ての梅を配付
  公共施設に梅の木を植栽
キ 小・中・高の児童生徒による記念作文集の発行
ク 町勢要覧の発行(全戸に一冊あて配付)
ケ 記念町民体育祭の実施
コ タイムカプセルの埋設
  庁舎玄関前に埋設、二〇三五年に開封

中 山 町 民 憲 章
 わたしたちは霊峰秦皇山に抱かれた中山町民です。
 香り高い心豊かなふるさとに誇りを持ち中山町の発展を願いこの憲章を定めます。
一、緑したたる自然を愛しうるおいのある町をつくりましょう。
一、スポーツの輪を広げ健やかな明るい町をつくりましょう。
一、こころを高め明日をひらく創造の町をつくりましょう。
一、仕事に喜びをもち豊かに稔る町をつくりましょう。
一、互いに声かけあって幸せあふれる町をつくりましょう。

中 山 音 頭
         作 詞  妻 鳥 堯 寛
         作 曲  池 田 八 声
一、伊予の中山 緑のまちよ
  青い風吹く よいところ
  わらび芽を出す 秦皇山に
  登りゃはるかに 光る海
   さあさ皆で 揃って踊ろう
   仲のよいよい 中山音頭
二、君とゆきたや さくらの頃は
  花の雲ひく 赤海へ
  つつじ燃えたち 菩提樹茂りゃ
  若いふたりの 夢も咲く
     (くり返し)
三、源氏ゆかりの 仁壬川の橋に
  ロマンかきたて 飛ぶほたる
  招くあかりは 宮島まつり
  ゆかた姿で 気もはずむ
     (くり返し)
四、ゴルフがえりは 中山栗よ
  食べてうなずく 日本一
  みかん しいたけ 手塩にかけて
  どれも自慢の 味のよさ
     (くり返し)
五、かわす笑顔の 内山線で
  大洲 松山 ひと走り
  古い伝統 伝えて伸びる
  意気と希望の ふるさとよ
   さあさ皆で 揃って踊ろう
   仲のよいよい 中山音頭

 当日の受彰者は、次のとおりである。
(図表 新町発足30周年記念行事受彰者 参照)

新町発足30周年記念行事受彰者

新町発足30周年記念行事受彰者