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中山町誌

一〇、 農業青年実践活動に伴う青年建設班の設置

 国土を総開発し、地方産業を振興するためには、ぜひとも次代を背負って立つ青年に終戦時の逃避的な悪習の惰性を断ち切らせ、自らの運命は自らの力によって開拓する強い気魂を滋養すると共に、青年の組織的な実践を活用して自主的に新しい郷土を建設するための社会活動、教育活動を活発に展開する必要があった。国の施策に対応して本町においても、昭和三四年より農村青年建設班を編成し、昭和三四、三五、三七年度の三度にわたり、農家の後継者を主体とし、これに二、三男をも含めて教育を行った。
 その後、時世の趨勢により農業を離れた班員もあるが、多くは農家の中堅青年として、あるいは、後継青年として各々家業に励んでいる。各実施年度における班員は別表のとおり、なお補導員は三回とも宮田通明であった。

青年建設班修了者名簿

青年建設班修了者名簿