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双海町誌

第二節 地勢

 四国山地の一山系である明神山(六三四メートル)が東に、牛ノ峯(八九六メートル)、黒山(七三〇メートル)が南に連なり、南西に壷神山(九七一メートル)がそびえる。これらの山裾やその接点に三秋峠(伊予市)、犬寄峠(中山町)、鳥越峠(内子町)、朝が峠(大洲市)、堀切峠(大洲市)があり、海岸路線が通じる長浜町以外は、これらの峠を越える道路で隣接市町と結ばれている。
 これらの山々や峠を源にした二〇余の河川が、起伏の激しい急傾斜地を縫うように海まで通じていて、その周辺に耕地や人家などが点在する。特に上灘地区の中央を南北に流れる上灘川や、下灘地区中央の豊田川流域には水田が多く、河口付近は人家が密集し、地域の中心をなしている。

地目別区分面積とその比率

地目別区分面積とその比率