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双海町誌

第三節 文化団体・グループ

 双海文化協会に加入している団体・グループは次のとおりである。
・由並短歌会…会員二〇人。合同歌集「由並」第一号から第三号を発刊。
・双海書道会…一九五八(昭和三十三)年に発会。一〇年後に一七人。小・中学生への指導も行うなど一時期は六〇人余の会員があった。講師に武智碧山・愛媛大学の冨田一抱を迎えた。現在の会員は三人。
・かな習字むつみ会…一九九二(平成四)年発会。現在の会員は一〇数人。
・吟詠…一九六三(昭和三十八)年に大洲吟詠会双海支部が発足し、最盛期には一二〇人の会員がいた。現在の会員は約二〇人。その他六六庵・吟友会・清吟堂などの派があり、農作業をしながら練習する声が山々に響きわたるほどであった。町内大会も催された。
・民謡…一九七〇(昭和四十五)年から数派の会が生まれ、三昧線や尺八を習う人も増えていった。民踊も交えての町内民謡民舞大会も開かれた。現在も寿民謡会・愛媛民謡同好会本郷支部・原田会上灘教室が残っている。
・舞踊…一九七五(昭和五十)年ごろに翠月流双海支部が発足し、一時期には二〇人の会員があった。現在の会員は一〇数人。そのほか現在は、若葉会・天心流上灘支部等が活動している。
・カラオケ…電化製品の普及とともにカラオケ器具が多くの家庭に置かれるようになり、身近な娯楽として流行・発展するようになった。一九七五(昭和五十)年ごろから愛好者が急増し、現在文化協会への加入数は七クラブ約一〇〇人である。各種イベントに参加している。
・大正琴…大正琴の会は一九八九(平成元)年に発足した。現在は、六クラブ三〇数人の会員が町内のイベント等で演奏している。
・茶道…お茶の会は一九八五(昭和六十)年ごろに発足した。現在は七人が町内の行事などでおもてなしをしている。
・ちぎり絵…ちぎり絵教室は一九九三(平成五)年に開かれ、最盛期には二〇数人の会員がいた。現在の会員は一〇数人。
・手芸…手芸教室は一九九六(平成八)年に開かれ、最盛期には二〇人の会員がいた。現在の会員は七人。
・その他…華道の生け花小原流がある。