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双海町誌

第二節 市街地の整備

 本町の市街地は、上灘地区の中央を東西に流れる上灘川と、下灘地区の中央を南北に流れる豊田川の流域河口付近に開ける伊予灘に面した平坦部にあり、そこに総人口の約三割が居住している。
 市街地整備としては、国道三七八号の整備と並行して、上灘・下灘両地区の活性化を図り、町内購買力を向上させるため、協同店舗構想を立案した。しかし、商店街の過疎化、店員の高齢化、後継者不足、そして交通網の整備と自家用車の普及によって町外大型店舗への消費流出が進み、計画は進捗しなかった。