データベース『えひめの記憶』
追刊 中山町誌
第一節 観光資源の現状
野外音楽広場(ふれあい広場)
野外ステージのほか、東屋、池、遊歩道が整備され、町内で毎年実施している栗まつり等のイベントや野外コンサートが行われ、多くの来場者をみる。また若者の音楽志向は大きく、都市近郊地として利用が望まれ、都市住民との交流の場として活用されている。
花の森ホテル
中山町交流促進センターとして、宿泊施設「花の森ホテル」がオープンした。花の森ホテルは、本町に整備された施設利用者に、さらに自然とのふれあいの中からゆとりやくつろぎを提供するための交流拠点として整備された。
集客効果により地域経済の活性化、地域における雇用機会の拡大が期待される。
フラワーハウス
栗の里公園内につくられたフラワーハウスには、ユリ・トルコキキョウをメインに、常時一〇〇種類の花を最高のコンディションで観ることができる。近年盛んなガーデニングに、多くの来訪者が期待できる。来訪者には園芸相談・指導・助言も行い、消費者ニーズも把握できる。また地域の花卉生産農家が試験栽培実証園を利用し、技術研究・新品種の開発・最新の各種情報提供等も受けることができる。
名物・名産
昭和六二年オープンの特産品センターに、特産品としてカリントが販売された。このカリントは、中山商工会婦人部が栗とそばを使い試行錯誤のうえ完成した手づくりの特産品で、「町の特産品コンクール」に出品し入賞した。「くりカリント」「そばカリント」の二つのカリントの評判は上々で、昭和六一年度総会において、中山商工会婦人部にカリント部を設置し、カリント製造にあたることとなり、カリント部会長に窪田ナツ子が選任された(~平成一六年現在)。カリント部会員は当初二九名で、現在は一八名である。
特産品のグループ
ふるさと市 一五年度総売上 一四、一九〇千円
会員数 五四名
しあわせ市 一五年度総売上 四四、三五一千円
会員数 九六名
JAえひめ中央 中央支所
ワクワク市 (平成一三年四月発足)
一五年度総売上 五、一〇〇千円
会員数 四六名