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久万町誌

2 さんこら節

1、歌いなされやお歌いなされ、歌でご器量は下がりゃせぬ
2、出たよ出ました藪から笹が、つけておくれよ短冊を
3、さんこさんこと名は高けれど、さんこさほどの器量じゃない
4、吉原女郎見てうちの嬶見れば、千里奥山古狸
5、色は黒てもどんこのよでも、妻と定めりゃ憎くない
6、人は金より心というが、わしはそれより器量がよい
7、男やもめにゃ蛆わくけれど、後家にゃ五色の花か咲く
8、桜三里は源太の仕置き、花は咲くとも実はなるな
9、桜三里は金刀比羅街道、あれを越すのが楽しみな
10、金刀比羅参りで糠飴買うて、もどりゃ子どもが奪い合い
11、歌うて来よらいあの山道を、かわいい殿さんが良い声で