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久万町誌

1 高山寺

 大字東明神一二二五
 真宗大谷派東本願寺末 獅声山高山寺
 本尊 阿弥陀如来
 江戸時代初期より開山したらしいが、万延元年(一八六〇)八月、大火のため全寺焼失した。直ちに信徒有志等が再建に努力し、文久三年(一八六三)五月完成する。しばらくは住職が不在であったため、本尊、檀徒位牌等は地域で管理をしていた。その後西中島から山田真月が当地に巡錫し、信徒の要望によって第一世住職となる。現在第三世山田健郎住職が護持している。かつて明神地区には、新見堂・西の新坊・更城寺・普西寺・見光寺・報恩寺・観音堂があったと伝えられている。