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久万町誌

5 椎 茸

 椎茸はお茶とならんで古くから、少量ではあるが生産されていた。昭和三〇年代に入ると、木炭の需要が減ったので、その原木であるならやくぬぎを使って椎茸の栽培を始めたのである。年々栽培技術も向上し、生産組合もできた。生もいいが乾燥したものの方が風味豊かで、長期保存に耐えられると共に輸送にも便利である。