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久万町誌

4 久万町商工会

 昭和三五年五月一三日に商工会法が成立したのを機会に、会長嶋村忠義氏他二九名の発起人により三六年二月七日に登記を完了し、発足した。同時に、新久万町全域から新会員を募集し、二八四名の会員をもって組織した。
  ア 目 的
 地区内における商工業の総合的な改善発達を図り、もって国民経済の健全な発天に寄与すること。
  イ 組織内容
 名 称  久万町商工会
 所在地  久万町役場内
 役員構成  会長一名・副会長二名・理事二〇名・監事二名・計二五名
 総代会  総代数六〇名・任期二か年
 歴代会長及び副会長名
 年度   会長    副会長    会員数
 三六 嶋村 忠義  小椋千太郎 竹内 友長  二八四
 四〇 嶋村 忠義  神野 寅雄 光田 一尾  二五七
 四五 水谷 清一  相原 良三 丸山 行成  二五一
 五〇 篠崎 隆美  竹内 友長 佐伯 正俊  二四九
 五五 高岡 晋作  佐伯 正俊 大野  卓  三一〇
 六二 佐伯 正俊  大野  卓 二宮基八郎  三三四 
  ウ 事業内容
 一 商工業に関し相談に応じ、および指導を行うこと。
 一 商工業に関する情報および資料を収集し、提出すること。
 一 商工業に関する講習会および講演会を開催すること。
 一 展示会、共進会を開催しおよびこれらの開催のあっせんを行うこと。
 一 商工会として意見を公表し、これを国会、行政庁等に具申し、および建議すること。
 一 行政庁の諮問に応じ答申すること。
 一 商工業者の委託を受けて、当該商工業者が行うべき事務(その従業者のための事務を含む)を処理すること。
 一 前各号に掲げるもののほか、本商工会の目的を達成するために必要な事業を行うこと。
  工 事業実績
 ・国民金融公庫借入斡旋
 ・信用保証協会斡旋
 ・失業保険事務組合
 ・小規模企業共済事務取扱所
 ・労災保険事務組合
 ・愛媛県火災共済協同組合代理所
 ・珠算検定試験実施
 ・七夕祭開催
 昭和三四年ごろより、愛媛新聞久万支局が行っていた花火大会を、三六年より引き継いで開催している。
 頭初、笛ヶ滝公園で行われていた大会は、その後、菅生の現在の久万公園グランドにおいて実施されていたが、現在は久万川の総門橋の下流関谷で行われている。
 これに合わせて、町内を七夕笹で飾り、御用木祭りに合わせた行事をして実施している。
  オ 久万町商工会青年部
 昭和四二年七月二一日、次世代の久万町商工業の担い手である若人の組織である青年部が結成された。
 この会は、スポーツ、諸研究会を通して相互の親睦を深め、各自の心身を練磨し、人間性の向上をめざし、新しい町づくりを主眼に清新強力なる実践活動により、旧来の因習を打破し、新時代に即応した商工業の体質改善を図り、もって地元商工業の振興のために、多少でも貢献しようということを目的としている。入部の資格は、久万町在住者で、商工業に従事する一五歳以上三〇歳までの男女。
 事業の内容は、商工業に関する諸研究・研修会・旅行・レクレエーション・スポーツ・社会奉仕など。
 現在会員数  三三名 
 会   費  年六〇〇〇円
 歴代部長   初代  小川 恭弘  二代  土居 敏夫
        三代  宮岡  悟  四代  渡部 裕二
        五代  中岡 峰照  六代  高市 彰雄
        七代  小倉 澄夫  八代  山口 健司
        九代  田中  茂 一〇代  岡本 一男
 力 久万町商工会婦人部
 設 立 昭和四八年一一月一五日
 設立趣旨 久万町商工会婦人部は、地区内の商工業に従事する婦人の特性を生かして、商工会の事業に積極的に協力し、もって地域商工業の振興発展に寄与することを目的とする。
 具体的活動事業
  ○商店街花いっぱい運動 ○いもたきパーティー ○交通茶屋
  ○チャームスクール 〇土曜夜市、林業祭出店 ○納涼祭湯茶接待
  〇レクバレー大会  〇年一〇回程度の交流研修事業
 現在部員数 一〇二名
 歴代部長  初代  菅  敦子  二代  上沖サツキ
       三代  東  和江  四代  渡部 常子
       五代  染次 操子  六代  二宮 康子
       七代  浮田 満恵

国民金融公庫借入斡旋

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