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久万町誌

8 公営住宅

 久万町の人口は合併当時約一万四〇〇〇人に比べ昭和六三年現在約八○○○人で約六〇〇〇人近く減少し、なお減少の傾向にあるが、核家族化の進展によって世帯数には大きな減少はない。昭和二八年、久万町緑が丘に四戸、上直瀬学校上に四戸の住宅を建築したのをはじめとして、年々建築して現在は町・公営住宅を合わせて、二四六戸に達したが、まだまだ地域によっては町民の要望に応えられないのが現状である。また高齢化時代を迎えて老人向化宅対策として老人同居世帯向公営住宅を建築して、老人夫婦、子供夫婦が壁を隔てて住む等、お互いのプライバシーが保てるような隣居型住宅の建設も必要になってくる。