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面河村誌

(一) 自重走行索道

 昭和十五年十二月、面河サル谷山から、関門(カリヤロ)まで、延長四三・五メートルの自重走行索道が計画され、同十六年森尾林業会社が工事を完成、戦時(太平洋戦争)中は軍用財の搬出、戦後は建築用材として、サル谷山原生林のモミ・ツガ・カエデなどの巨材が、この索道を利用して運び出された。現在は撤去されたが、機動力による木材運搬のモデルケースとして注目に値するものである。

面河サル谷自重走行索道

面河サル谷自重走行索道