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面河村誌

(一) 造林面積

 上浮穴郡の総面積は七二四平方キロで、県下第一位である。林野は六三九平方キロもあり、内民有林は五〇八平方キロである。
 地形をみると、四国山脈の中央にあり、石鎚山系の山岳に囲まれ、標高一三〇メートルから一九八一メートルの間にある。久万川・面河川が太平洋へ、小田川は瀬戸内海へと流れている。
 年により増減はあるが、気候は寒冷で平均気温一三度C前後、降水量二三〇〇ミリから二五〇〇ミリ、根雪の期間は三〇日余りである。昭和四十二年以降は降雪量が少ない。降雨量は五月から九月に集中しているが、年間雨量からみて、すぎ・ひのきの生育に適している。