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美川村二十年誌

第三章 社会教育

 合併後の社会教育の最も重要な課題は、旧村意識を無くし村民として共に一致協力して立派な村をつくることであった。
 つまり、「総合性の確保」、「一体性の確立」をはかることが大切であり、「広報の発行」、「村民歌や美川音頭の制定」、「農民祭」、「村民懇談会」、「村民体育祭」等の開催が考えられた。祭の統合等はそのような趣旨のもとに取りあげられ実施された。
 青年団・婦人会・PTAは村単位で自発的に結成され、自主的な活動を行ない、公民館は中央館一館、小学校六区で六館、分校区で一館が設置され、社会教育の総合拠点としての役割りをもった。また幼児学級・青年学級・婦人学級等も小学校区単位に設置し健康で自主性協力性のある情操豊かな人づくり・家づくり・村づくりを目標に、社会教育の活動がはじめられた。