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美川村二十年誌

五、赤蔵神社(あぞうじんじゃ)

 美川村大字黒藤川三〇〇三ノ一番地。祭神は天忍穂耳命・天之菩卑命・天津日子恨命・活津日子根命・熊野久須毘命・市杵嶋比売命・多岐都比売命・多岐理比売命で、仁平元年(一一五一)正月に建立。当社は源三位頼政の母が赤蔵池で身を浄め、一子頼政の出世と源氏の再興を祈願したといわれる神社である。明治四三年(一九一〇)に黒藤川の八社神社に合祀されたが、昭和三四年五月三一日に社殿を復興して元の社に奉斎。昭和三六年一一月社殿が火災のだめ、神霊を大古の日月社に遷宮していたが、四五年に社殿を再興新築した。