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美川村二十年誌

一、消防組設置まで

 明治三一年に岩屋寺に大火があり、鐘楼門を除いて全焼した。この大火は村民に火事の恐ろしさを教えたが、消防組のような組織はなく、相互扶助にたよるほかはなかった。相次ぐ火災に、防火・消火についての関心も高まり、東川組などは組織ができ、消火体制づくりは広まりつつあった。