(一) 五輪塔(鉢) この五輪塔は鉢の開祖といわれる「土居備中守義満」の墓である。この石碑の正面には、「備中守義満」、側面に、「庚辰文政三年二月八日」とある。土居備中守は南朝の落武者で、河野弾正らとともに、鉢窪の大蛇退治をしたとつたえられ、地元の人達は八幡様と呼び、旧盆一五日にお祭りをしている。(第六章 伝説参照)