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四国中央市

井上 務(1913~1988)

 関川村長、県議会議員・議長。大正2年8月28日宇摩郡関川村上野(現四国中央市土居町)で生まれた。昭和4年3月県立宇摩実業学校(現土居高校)を卒業、農業を営んだ。22年4月~26年4月関川村長を務め、以来政界に進出して26年4月県議会議員になり、論客として活躍した。定員1名の選挙区で社会党の山上次郎と一騎打ちを演じ、4年ごとに当落を繰り返して、34年4月と42年4月の県議選で当選した。35年6月自民同志会に所属、同会解体後は無所属であったが、50年4月県議会に返り咲いて自由民主党に復帰、52年3月~53年3月副議長に推された。以後62年4月政界を引退するまで連続して県議会にあり、合計6期県議を務め、57年3月~58年4月県議会議長、ついで自民党県連幹事長などの要職を歴任した。昭和62年11月勲三等瑞宝章を受章、63年2月17日74歳で没した。(『愛媛県史 人物』より)


①井上務顕彰碑Ⅰ

①井上務顕彰碑Ⅰ

四国中央市土居町上野1984(千足神社参道、鳥居付近)

②井上務顕彰碑Ⅱ

②井上務顕彰碑Ⅱ

四国中央市土居町上野1984(千足神社参道、鳥居付近)