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今治市

村瀬武男(1879~1959)

 大井村長、県会議員・議長、衆議院議員。明治12年5月11日野間郡九王村(旧越智郡大西町)に生まれた。広島修道学校に学び、兵役に従事した後、36年大井村助役に推された。 43年大井村村長に就任、昭和16年の間に前後6回選ばれて村政を担当、耕地整理・養蚕・果樹などの殖産興業に尽力した。大正4年郡会議員。同8年9月県会議員に選ばれ連続5期昭和12年まで在職した。その間、昭和10年12月から1年間議長を務めた。12年4月の第20回衆議院議員選挙に第2区から民政党公認で出馬当選、17年4月の第21回選挙(翼賛選挙)で再選された。また、越智郡農会長・県農会副会長・越智郡畜産組合長・県山林会郡支部会長などの要職を歴任した。戦後、昭和29年10月今治市長に公選され1年余在任した。晩年は新居浜市に居を移し、四国産業会社社長として余生を送った。昭和34年2月3日、79歳で没した。(『愛媛県史 人物』より)


①村瀬武男翁之像

①村瀬武男翁之像

今治市大西町宮脇(今治市役所大西支所敷地内)

②合併記念碑とともに(昭和30年合併時のもの)

②合併記念碑とともに(昭和30年合併時のもの)

今治市大西町宮脇(今治市役所大西支所敷地内)