データベース『えひめの記憶』
松山市
松本山雪(生年不詳~1676)
絵師。近江国(現、滋賀県)出身。本名は常則。父の松本彌兵衛長則(やへえながのり)は松本能登長光(のとながみつ)の弟で藤堂高虎に仕えたとされる。京で画技を修業したのち、松山藩松平家初代藩主・松平定行に招かれ、絵師制度の未だ確立していなかった時代に、藩主のため御用絵師を務めたとされる。また、かつて山雪が住んだという石井の辺りには、馬の絵の名手としての伝説が残されている。(『愛媛人物博物館~人物博物館展示の愛媛の偉人たち~』より)
【追記】
松本山雪墓所:万福寺(松山市土居町)