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松山市

森律子(1890~1961)

 女優。東京府下京橋(現、東京都)出身。松山出身の弁護士であり、代議士であった森肇(もりはじめ)の次女。跡見女学校を卒業後、両親の強い反対を押し切って帝国女優養成所の第1期生となり3年間修業する。明治44(1911)年、帝国劇場開場公演「頼朝」の浦代姫役で初舞台を踏んだ。初演以来、美しい顔と、明るくはなやかな性格で、帝劇の看板女優となり、松竹に移るとともに、新派に参加し、井上正夫ともたびたび共演した。(『愛媛人物博物館~人物博物館展示の愛媛の偉人たち~』より)