東日本大震災から1年が過ぎました。この日、ヤンボラに来ていた高校生で県社会福祉協議会主催の集いに参加しました。
 桜シートにメッセージを書いていきます。幼児から年配の方まで、たくさんのメッセージが集まっていました。

 被災地から愛媛に移ってきた子どもたちと、ゲストの加藤いづみさんと一緒に「見上げてごらん夜の星を」歌いました。
 会場入口の展示パネルには、松山城でのヤンボラの活動もしっかり紹介されてました。
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平成29年度 高校生ボランティア合宿 

 ヤングボランティアセンターでは、多くのボランティア活動を行ってきましたが、個々の活動を線で結びつけ、つながりを生み出すことによって、より充実した活動を創造することができると強く感じました。
 そこで、一昨年から「高校生ボランティア合宿」を実施し、県下の高校生同士、地域の活動団体と高校生との交流を生み出し、高校生の社会福祉やボランティアに関する体験や情報を交換したり知識や技能を身に付けたりすることにより、高校生の活動意欲を高めて地域活動への積極的な参加を促そうと考えました。
 本年度の「高校生ボランティア合宿」は、21名の生徒が参加し、8月5日から6日かけて実施しました。台風接近のため2泊3日の予定を1泊2日に短縮して行いました。




1.ボランティア合宿事前研修

     
 7月23日(日)にボランティア合宿の事前研修を実施しました。講師はアートレクリエーションクラブの井手先生です。  アイスブレイクで緊張をほぐした後、児童館で実施するバルーンアートについて学びました。基本からしっかり教えてもらいました。  動物や剣の作り方を教えてもらいました。初めは難しかったですが、慣れるとだいぶできるようになりました。  今年はさらに風船インディアカの作り方も教えてもらいました。ちょっとひと工夫すると楽しく遊べる道具になるので子どもたちにプレゼントしたいです。

2.講義・演習

     
 松山東雲女子大学の柴崎先生にボランティア活動の講義を実施していただきました。さらに、ヤングボランティア一期生の越智さんからも話をしてもらうことができました。  ボランティア活動について意見を出し合うとともに、柴崎先生や越智さんから「ボランティアとは何か」「ボランティア活動の意義」など多くのことを学ぶことができました。  児童館での活動に向けて、レクリエーション活動の演習を行いました。最初にアイスブレイクで緊張をほぐした後、様々なレクリエーション活動を教えていただきました。  筒とピンポン球を使ったレクリエーションです。互いに一生懸命で取り組むことができました!楽しむうちに自然と班で協力することができることを学びました。



3.交流

     
 合宿の初日に高校生同士の交流を深めるために、野外炊飯を実施しました。各班で役割分担をしっかり決めて活動できました。  かまどで真剣に火を起こしています。初めは難しかったですが、徐々にコツをつかんでいい感じです♪  野外炊飯では後片付けもとても大切。互いに協力しながら使う前と同じようにします。使った網の煤を一生懸命落としています。  野外炊飯を通じて、参加高校生の交流を図ることができました。本当は2日目にクライミングも行う予定でしたが…台風接近のため中止になってしまいました。



4.児童館での活動

     
 高校生たちは、大洲市大洲児童館・大洲市喜多児童館・大洲市徳森児童センターに分かれて児童たちと活動しました。  児童館では、事前研修で学んだバルーンアートや昨日教えていただいたレクリエーション活動を行いました。写真はバルーンアートを児童に教えているところです。  昼食では一緒にフルーチェやカレーづくりをしました。楽しく美味しく、児童たちと交流することができました。  昼食後は紙芝居を読んだり、一緒に遊んだりしました。児童たちからは「楽しかった」「また来てね」と言ってもらうことができ、とても充実した活動になりました。



5.発表・合宿の振り返り

     
 国立大洲青少年交流の家では、朝の集いがあります。ラジオ体操をした後、代表者がヤンボラの活動等について他の団体の人たちに紹介しました。  2日目に活動の振り返りをする予定でしたが、台風で1泊2日に短縮になってしまったので、児童館から帰ってすぐ話し合いをして振り返りました。  3日目の各班の発表ができなかったので、合宿終了後、ヤンボラセンターに集まって発表資料作りを行いました。  台風で1泊2日になってしまい、残念でしたが、短い中で充実したボランティア合宿を行えました。この合宿で身に付けたことを活かし、今後のボランティア活動に取り組んでいきます。