データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

愛媛県史 学問・宗教(昭和60年3月31日発行)

凡例

一、本巻は、愛媛県史部門史『学問・宗教』であり、第一編を学問、第二編を宗教として編集した。このうち「学問」は、第一章国学、第二章漢学・漢詩文、第三章心学、第四章洋学、第五章和算、第六章方言とした。「宗教」は、第一章神道、第二章仏教、第三章修験道、第四章キリスト教とした。
一、本巻は、先に刊行した愛媛県史『資料編 学問・宗教』を基にして執筆されたものである。両書あいまって利用されることを望みたい。なお、本文中に(資料編100頁参照)とあるのは、『資料編 学問・宗教』に収録されている資料であること、およびその頁数を示しているので参照されたい。一、本巻は、「資料編」に収録できなかった資料や刊行後の新資料を含めて執筆したが、紙数の都合で割愛したものもある。今後新たに発見される資料も多いであろうが、それらについては後日を期すことにしたい。
一、本巻の執筆に当たっては、平易・簡明であることを旨とし、原則として常用漢字・現代仮名づかいを用いたが、やむを得ず用いた難解な用語・地名・人名などには、できるだけ振り仮名をつけた。資料の本文 引用に当たっても、書き下し文とすることを原則としたが、漢詩文などについては原文と並記した。
一、方言については、概説的な一般的記述とせず、生きたことばのままに文章体も待遇関係も表記し、いきているイヨコトバの実例を示した。
一、年号表記は、日本年号を用いて示し、( )内に西暦を付したが、昭和についてはこれを略した。
一、地名については次のとおりにした。
(一)「愛媛県」の名称は、原則として省略した。
(二)郡町村字名および市町字名は、昭和五九年三月末現在で表記し、郡および市名を付した。ただし、同一の節内で複数使用の場合には、適宜に省略を加えた。
 (三) 資料の引用などで便宜的に旧地名を用いる場合には、現行の地名もしくは行政区を( )内に並記することを原則とした。
一、本巻に掲載した写真については、他から提供されたものもあるが、原則として執筆担当者および臨時県 史編さん部で撮影した。
一、本巻の各章について参考にし、または引用した重要な文献については、章ごとに参考文献一覧として巻末に示した。ただし、市町村誌(史)はこれを略した。