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追刊 中山町誌

第二節 戦後の社会福祉③


 老人デイサービス運営事業

 在宅介護手当支給事業
 本町は在宅で寝たきり老人等を介護する者に対し、「中山町寝たきり老人等在宅介護手当支給要綱」を制定し、平成元年より年額一万円を支給した。これは伊予郡内町村では初めてのことであった。平成四年度後半、県単独補助事業として介護手当制度が制定され、支給額は四六、五〇〇円となった。平成五年度支給者数は三八名である。平成八年度から、介護者の労をねぎらうとともに、在宅介護を積極的に支援するため、介護手当は年額一二万円まで引き上げられた。

 老人クラブ  中山町誌参照

 一〇〇歳顕彰条例
 平成七年以降の該当者は次のとおりである。
平成 七年一一月 村中 森岡 數榮 明治二八年一一月二二日生
平成一一年 四月 小池 金山マスヨ 明治三二年 四月 五日生
平成一一年 八月 平村 西岡 梅野 明治三二年 八月二五日生
平成一三年一一月 福元 中内 静子 明治三四年一一月 二日生
平成一三年一二月 大矢 宮田ナミヱ 明治三四年一二月二六日生
平成一五年一一月 影浦 山中ヒデコ 明治三六年一一月二五日生

 高齢者サービス調整チームの設置  中山町誌参照

 広域福祉施設の設置
 昭和三五年に建設された和楽園は、平成一二年より移転改築について協議され、同一五年着工、同一六年秋完成を見た。
 所在地 伊予郡松前町大字大溝九六番地一
 収容定員 五〇名

 総合福祉施設「なかやま幸梅園」
 町内を見下ろす福元の地に、町民念願の福祉施設「なかやま幸梅園」が、平成九年に開設された。公設民営で社会福祉法人「中山梅寿会」が運営している。特別養護老人ホーム、短期入所、ケアハウス、デイサービス、在宅介護支援センター等複合の施設であり、中山町の高齢者福祉サービスの拠点となっている。
 介護保険制度の創設により、佐礼谷デイサービスセンター、居宅支援事業所の開設、町の委託事業として、高齢者共同住居及び生きがいデイサービス事業も実施している。

 シルバー人材センター
 高齢者の就業支援、生きがいづくりと社会参加の支援を目的に、平成一二年一二月に中山町シルバー人材センターが設立された。
・登録会員:二六人

 高齢者保健福祉計画
 中山町においては、平成六年一月に策定した「老人保健福祉計画」では二二・四パーセントだった高齢化率が、少子化と若年人口の流出等により、同一二年一月では三一・八パーセント急速な増加をしている。
 高齢化とともに要介護高齢者が増加する一方、家庭における介護力の低下等により国においては、「高齢者保健福祉一〇ヵ年戦略(ゴールドプラン)」を中心に、各種の施策が推進されてきた。
 平成一二年には、「介護保険」という新しい制度を導入し、介護を社会全体で支え、サービス利用者の希望を尊重した、総合的なサービスが安心して受けられる仕組みがつくられた。
 中山町でも、平成六年に策定された計画の見直しと、介護保険に対応する計画が必要であり、同一二年三月に「中山町新・老人保健福祉計画」が策定された。
 この新・老人保健福祉計画は、「住み慣れた我が家で、安心して老いることができる町づくり」を理念とし、介護予防、サービスの質と量の確保、介護保険の円滑な導入などを目標として策定された。平成一二年度を初年度とし五年間の計画であるが、介護保険事業計画は三年毎に見直すことになっている。
 それをふまえて、平成一五年三月には、「心身ともに健康で、ゆとりある人生を送れる町づくり~地域で支えあい、明るく生き生き楽しい中山~」を基本理念とした「中山町高齢者保健福祉計画~第二期介護保険事業計画~」を策定した。


養介護認定者数

養介護認定者数


介護給付費

介護給付費


1号被保険者保険料

1号被保険者保険料


介護サービス利用状況

介護サービス利用状況


表4-18 平成15年度地区老人クラブ一覧

表4-18 平成15年度地区老人クラブ一覧


なかやま幸梅園 建設資金

なかやま幸梅園 建設資金


中山町シルバー人材センター役員

中山町シルバー人材センター役員


平成13年度中山町シルバー人材センター事業月別内訳

平成13年度中山町シルバー人材センター事業月別内訳


平成14年度中山町シルバー人材センター事業月別内訳

平成14年度中山町シルバー人材センター事業月別内訳


平成15年度中山町シルバー人材センター事業月別内訳

平成15年度中山町シルバー人材センター事業月別内訳