調査・研究の第一歩は「知る」ことです。「知る」方法は、文献を調べる、知っている人に聞くなどいろいろな方法がありますが、地域調査では自分で直接現地に行ってみることが有効な方法です。「百聞は一見にしかず」のことわざが示すように、現地に足を運び自分の目で見ることでしか得られないものが必ずあります。そして、現地を見たからはじめてわかるということや、見たために新しい疑問が生まれるということがあります。それらは、いずれも地域調査を充実させてくれる貴重な体験です。