データベース『えひめの記憶』
四国中央市
山中錦鳥(1715~1772)
俳人。宇摩郡入野村(現、四国中央市土居町)出身。本名はかど。山中関卜の妻、時風の母。錦鳥は関卜に嫁いでから、訪れる俳人たちをよくもてなし、女性らしい心遣いを見せている。関卜の死後、追悼の『随想句文集』(仮題)2冊を残している。作風は繊細で才能がうかがえる。また、妹・みちとともに医王寺の本堂「妙照閣」を建立した。(『愛媛人物博物館~人物博物館展示の愛媛の偉人たち~』より)
【追記】
山中錦鳥墓所:医王寺(四国中央市土居町入野)
【土居神社の句碑】
句碑Ⅰ うへさせし 人にはいかに 水せん花
句碑Ⅱ ほん心は いかに入野の 女郎花