神亀5年(728年)に大三島宮より勧請したという。また御三女宮(ごさんじょのみや)と諸山野宮(もろやものみや)を奉祀して両社明神と称されたともいう。 海に突き出た高台の上に神社があり、東は小学校の校庭に、北から西斜面は海に面している。全体が樹高4~8mのウバメガシで覆われている。ネズやシャシャンボ、アカマツなどが混生する程度で、出現種は少ない。斜面は急で土壌は乾繰しており、林床にはヒトツバが繁茂している。
写真2-1-10 両社明神社
平成3年12月撮影