データベース『えひめの記憶』
面河村誌
三 郵便料金その他
書状(手紙)・はがきの通常郵便物料金の移り変わりは次のとおりである。
明治三十五年(一九〇二)書状 三銭 ハガキ 一銭五厘 (米価一升一二銭)
昭和 十二年(一九三七)書状 七銭 ハガキ 三銭 (米価一升三五銭)
昭和二十二年(一九四七)書状 三五銭 ハガキ 一五銭 (米価一升一七五円)
昭和五十一年(一九七六)書状 五〇円 ハガキ ニ○円 (米価一升四一一円五〇銭)
明治三十五年から、三八年間も変わらなかった書状三銭・はがき一銭五厘の値段は、永らく国民に親しまれたものである。
年賀郵便の取り扱いは、明治三十二年一部の郵便局で、同三十三年十二月必要に応じて、全国の局で取り扱われ、同三十九年十一月、年賀特別郵便規則が制定され、制度としての年賀郵便が確立された。
ちなみに、昭和五十一年十二月、面河郵便局の年賀郵便引受枚数は、三万九九〇四通、同五十二年一月配達数は、四万五五七一通であった。
昭和四十三年(一九六八)七月一日、郵便番号制は、全国いっせいに実施された。つまり全国の配達局に特定の番号をつけ、機械による区を可能にする方式である。
面河村 〒791ー17 東京都銀座 〒104 松山市大街道〒790
面河渓・石鎚山の観光地にちなんで、趣味の特別風景入り日付印が面河郵便局に置かれた。これは愛媛県で二番目のスタンプである。